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ヴァーノン・ペレンギット |
身長:??? 体重:60〜65kg(フェザー級) 3戦3勝3KO
現在、国内外で白熱し始めた65kg以下戦線。 ユライヤ・フェイバー、ビビアーノ・フェルナンデス、山本KID、今成正和、三島☆ド根性之助など第一線で数々の強豪がひしめく中、 熱を持ったこの階級で名を上げようと世界各国で新鋭達がその機会をうかがっている。 今回紹介するヴァーノン・ペレンギットもその中の一人だ。 Icon sport(元Super Brawl)等の大会を開催し、数々強豪を輩出してきた隠れたMMAエリア=ハワイ。 中でもファラニコ・ヴァイタレ、ロナルド・ジューン、ハリス・サルミエント等のハワイ出身の強豪を有する808 Fight Factoryにその男はいた。 体のふしぶしに入った刺青、いかつい顔はギャングと見紛うばかりの凶悪さ。 しかし、凶暴なのはその見た目だけではなくファイトスタイルも凶暴そのもの。 ハワイの過激アマチュアMMAイベントHawaii Fight Leagueにてデビュー。 このイベント、アマチュア大会と銘打たれているものの、 ヘッドギア、サポーターは一切無し、パウンド、顔面膝がOKなほぼプロルール。 ペレンギットは初戦、Team HMCのダラス・キアと対戦予定だったものの、 急遽、変更となりNo Remorse Fight Teamのジョシュ・カマイオピリと対戦。
十代でありながら、長身のカマイオピリにペレンギットは臆することなくパンチで前に出る。 スピーディーなパンチに、たまらずタックルに来たカマイオピリを潰して上を取ると鉄槌の連打。 次々にポジションを奪い、殴っていくもカマイオピリは辛くもグラウンドから脱出。 しかし、スタンドに戻ってもペレンギットの攻勢は止まらない。 長身を活かしたカマイオピリのキックに鋭いカウンターを次々とヒットさせロープ際に追い込む。 再びタックルに行ったカマイオピリにテイクダウンを奪われるも、粘り腰で起き上がり突き離す。 カマイオピリの前蹴りを捌いてカウンターを叩き込んでダウンを奪うと、 最後はサイドから片腕をロックして無防備な顔面にパンチを落としまくりラウンドを終える。 この時点でパンチを受けすぎたカマイオピリが棄権。 スピード、破壊力、反射神経、そのポテンシャルを十分に発揮したデビュー戦となった。
続く二戦目、ポテンシャルは高いとはいえ未だ一試合を経験しただけのアマチュアファイターであったペレンギットに転機が訪れる。 ハワイの軽量級で、最も有名と言っても過言ではないイーベン・カネシロとの対戦が決定したのだ。 カネシロはペレンギットと対戦するまで10勝3敗と戦歴も多く、 PRIDEで前田吉郎に勝利したジョー・ピアソンや、修斗で大沢に勝利したリマにも勝利。 敗戦を喫したフェイバーやヤヒーラ相手にも驚異的な粘りを見せ、その能力を高く評価された強豪。 この試合が一年余りのブランク明けの復帰戦であり、体のいい噛ませ犬としてペレンギットは用意されたのである。 しかし、試合は思いもよらぬ展開に。
開始直後いきなり大きな右ストレートを伸ばしたカネシロ。 ペレンギットはその一撃の間にスピーディーな右ストレート、右アッパー出し、いきなりカネシロをぐらつかせる。 カネシロは左をスイングしてペレンギットを追うが、ペレンギットは軽々とかわす。 場内に異様な雰囲気に包まれた次の瞬間、体ごとぶつかっていくような右ストレートがカネシロに直撃。 一撃でダウンしたカネシロをレフェリーが庇い、予想外の大番狂わせに観客は総立ち。 僅か14秒でハワイ屈指の強豪を沈め、その名を上げた。
そして、三戦目。 ハワイの超名門所属であり、デビュー戦で対戦予定であったダラス・キーアと対戦。 ダラスの所属であるTeam HMCは、 世界各国から様々な有名格闘家が出稽古に訪れ、日本でも格闘技留学生を行うなどハワイでも屈指の名門ジム。 そんな名門ジムで切磋琢磨してきたダラスはアマチュアファイターながらも、この試合の前の試合ではスラムを炸裂させて相手の腕を破壊するなど非常にパワフルなファイターである。 因縁の一戦は予想だにしない壮絶な一戦に。
開始早々、激しい差し合いからキアがテイクダウン、サイドをキープするものの、 ペレンギットは体を反転してキアを投げ落とすと、拳を叩き込んで立ち上がる。 キーアは差し合いからジャンピングニーを放つも当たらずに転倒。すぐに立ち上がり、 またもや激しい差し合いからロープに押し込んだキーアは、タックルのフェイントから飛び膝。 普通の選手なら失神しかねない角度で入るも、ペレンギットはすぐにスウィングブローで反撃。 たまらずタックルにいったキーアはペレンギットをテイクダウンすると、パスしてマウント。 先ほどと同じように反転するも、今度はキーアがバックキープからチョークを狙う。 苦しいペレンギットは背面に向かいパンチを放ち、何とか正対。 インサイドガードからボディブローから顔面を叩き、スクートから稲妻のような右を直撃させサイドから鉄槌を振り下ろした所で1R終了。 2Rに入ると、首相撲から引き倒したキーアが上のポジションをキープする展開が長く続く。 レスリングの力を発揮するキーアだったが、最後はペレンギットが上を取り返しパウンドを集中放火したところで2R終了。 互いの死力を尽くした激戦は3Rの展開にかかっていたが、2R終了時でダラスが試合を棄権。 強豪に勝利した後の一戦だったが、辛くも因縁を清算した。
二ヶ月後のキーア戦から、まだ試合を行っていないものの、 808 Fight FactoryのトレイナーもペレンギットのIcon参戦などを望んでおり、今後フェザー級第一線に浮上する可能性は十分にある。 その拳のスピード、破壊力、手数などポテンシャルは十分。 恐るべき力を秘めた新鋭に、今後も要注目だ。
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| 投票結果 YES:28 NO:12 |
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ネイサン・キットレッジ |
身長172cm 83kg 6勝5KO1反則負け
現在、DREAMのリングで盛り上がりを見せるミドル級戦線。 UFCではアンデウソン・シウバが一人勝ち状態を見せるものの、他団体では未だに混戦が続いている。 海外のローカル団体でも新鋭達が次々とメジャー参戦のチャンスをうかがっている。
その中の一人が野獣の異名を取るアメリカンレスラー、ネイサン・キットレッジだ。 プリマス州立大学でレスリングを経験し、172cmという70kg級でも小柄な体で奮闘。 二度のニューエングランド王者に輝くも、NCAAでは結果を残せずに敗退。 卒業後は山に囲まれた故郷で暮らし、出身高校のレスリングコーチを勤め、高校内の最優秀指導者に選ばれるなど指導者としての才能も開花させる。
「なんとなく」という理由でMMAのトレーニングを開始。 NAGAなどのローカルグラップリング大会にも精力的に参加し、レスリングの実績から高い適応力を見せる。 更に打撃練習でも怖がるそぶりを見せず、相手に突進し振り回す強力なフックを身につける。 倒れない腰、高いレスリング能力と、殺傷能力満点の打撃を手に入れたキットレッジは2006年にMMAデビュー。
デビュー戦では体格で上回るジョシュ・ヨックスとローカル大会で対戦。 開始早々、ヨックスを両差しに捕らえたネイトは高々と抱え上げて迫力満点のスラム。 ヨックスを上からコントロールしつつ、重いパウンドを投下。 最後は亀になったヨックスをチョークでしとめた。 打投極、すべてに置いて高い能力を見せ付けてのデビュー戦となった。
続く次戦では弱小ストライカーのホクシーと対戦。 開始早々キットレッジは打撃でめった打ちにするが、 打撃を恐れてへたりこんだホクシーの顔面にキットレッジの打撃がヒット。 ダメージ回復に二分の休憩が取られるものの、再開後もキットレッジは猛然とラッシュ。 暴風のような打撃にホクシーは再開後1分と持たず心が折れてタップ。 ニックネームのanimalが伊達ではない凶暴なファイトを展開する。
そして三戦目。 何度負けても、どんなに殴られても試合をやめない事から「サンドバッグ」の異名を持つジェリー・スピーゲルと対戦。 ガブリエル・サントスやシーン・サーモンを相手に判定に持ち込む粘りも併せ持つ。 キットレッジとの対戦時で30戦のキャリアを持つベテランにどう挑むかが注目された。 体格と経験に勝る相手にもキットレッジは一切ひるむことなく打撃とレスリングで対抗。 難なくテイクダウンし、様々なポジションから殴りまくるも、ジェリーの心は折れず。 打撃とレスリングで3Rまで圧倒するも、決めきれず判定勝ち。 極めに課題が残る試合となった。
課題を残したまま臨んだ4戦目は、ジェシー・パターソンと対戦。 ジェシーをタックルを切りまくり、逆にテイクダウン。 しかし自ら立ってスタンドを要求、前戦の鬱憤を晴らすかのごとく打撃を炸裂させ、 グロッキーになった相手をテイクダウンするとパウンドをふるい落とし圧勝。
その後、一年間近くMMAから離れるものの、今年の二月に復帰。 前回の対戦相手をTKOで破っているロン・ウエストと対戦。 相手のタックルをつぶし、いつものように打撃を投下するが勢いあまって肘を打ち込んでしまう。 この攻撃でダメージを負った対戦相手が回復不能となり、まさかの反則負け。
一年越しの試合でまさかの反則負けとなったキットレッジだったが、 その二ヵ月後に強豪であるランス・エヴァーソンとの対戦が決定。 過去にジェイソン・デルーシアや、アフリカのマンデラ・クポノウ、前述したスピーゲルにも勝っている。 キャリアの中で始めて強豪といわれる選手との対戦となったが、 開始早々、体格で勝る相手にテイクダウンを許すも絶妙なボディバランスで立ち上がる。 しつこく差しにくるランスを突き放し、豪腕を乱打。 激しい打ち合いになるも、最後は右のフックを叩き込み前のめりに倒して快勝。
この試合で勢いづいたキットレッジは先月の試合も余裕のKOで勝利。 マヌーフのような高いキックボクシング技術はないものの。 倒すか倒されるかの野獣のような打撃と、高いレスリング技術とスタミナは本物。 ホワイトモンスターがローカル戦線からメジャー戦線に登場する日は近い。
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| 投票結果 YES:23 NO:7 |
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ジョシュ・ローデス |
身長178cm 体重93kg 7戦7勝7KO MMA大国アメリカ。 UFCは勿論、EliteXCの台頭も目覚しい。 その米国内の団体間での未知の強豪の争奪戦も激しい。 しかし、まだまだ知られていない強豪は、その活躍の時を待っている。 アメリカはウェストヴァージニア州。 約一年間、試合から遠ざかっているものの恐ろしいKOパワーを秘めた男がいた。 ジョシュア・ローデスがその男だ。 10代からTNT Martial Artsに入門。 178cmと小柄ながらも、米国内のノーギグラップリングの大会に重量級の部に積極的に参加。 グラップラーズクエストではヘンゾ門下生を抑え優勝し、他大会でも数々の優勝や入賞をしている。 普通の20代であれば大学やクラブに打ち込む時期でありながら、ローデスは格闘技の道を選択。 グラップリングでしっかりとした下地を作り、満を持して総合格闘技デビュー。 しかし、MMAで目覚めたのは極めの力ではなく、秘められた両拳の破壊力であった。 デビュー戦のオハイオ州のローカルイベントEFCでは無名選手を豪腕で撃沈。 ローデスは覚醒した破壊力を持つ拳を武器に主戦場をニュージャージーへ。 ローカルイベントのリアリティファイティングでルイス・オーティスを難なく1RTKOに下す。 1分もかからず対戦相手を屠り去ったローデスの豪腕に、ニュジャージーのビッグイベントCFFCから白羽の矢がたった。 CFFC第一会大会では体格上の黒人ファイター、ウェイン・コールとのタイトルマッチが決定。 このウェイン、当時は目立った戦歴はなかったものの、 後にスーパーヘビー級でIFLに参戦したり、最近の試合では元UFCファイターの反則常習犯マイク・カイルを完封勝利する強豪選手である。 軽量時もなんと5ポンドのウェイト差もあり、フィジカル面で圧倒的に不利と予想された試合となった。 しかし、ローデスはウェインのタックルを尽く切り、 最後は必殺のフックをヒットさせパウンド連打で壮絶ノックアウト。 ニュージャージーのMMA関係者にその名を轟かせた。 続く第二回大会では、またもや黒人ファイターのレイモント・リスター(後にIFLに参戦)と対戦。 この試合でも、身長で10cmも上回るリスターのタックルを切ったローデス。 なかなか倒れないローデスをケージ際に押し込むも、押し込まれた状態で放ったローデスのフックがリスターを直撃。 一撃で昏倒したリスターにパウンドを叩き込み、余裕の秒殺KO勝利を飾った。 ダウン時にケージ際に頭を打ちつけ、その状態でパウンドを受けたリスターはそのまま担架で救急車へ担ぎ込まれる壮絶なノックアウトとなった。 この勝利で見事にタイトルを防衛したローデス。 その後、第三と第四大会への参戦を見送ったローデスだったが、 結果としてCFFCの最終興行となる第五回大会に参戦。 アメリカで数々の反響を呼んでいる初MMAを行った興業のセミファイナルに抜擢されたのだ。 対戦相手はTUF Season3の第一戦を勝ち抜きながらも「彼女がよんでるから・・・」と帰宅した、ダナが嫌うキングオブヘタレ=ノア・インホーファー。 ダナにこそ嫌われているものの、デビュー戦でベテランのカイル・オルセンを下し、 TUFではケンシャムに見込まれていたジェシー・フォーブスを三角締めで極めるなど地力は低くなく、 更に身長も10cmローデスを上回っている選手である。 1R、ノアのしつこいタックルとリーチ差にこれまでになく苦戦するローデス。 ローデスのパンチもヒットするが、ノアも負けじと膝とストレートで反撃に出る、 互いに流血し、消耗した状態で1Rが終了。 2R開始早々、これまで打撃戦を展開したローデスはいきなりタックル。 虚を突かれたノアからあっという間にマウントを取り、満面の笑顔で壮絶なパンチを投下。 たまらず亀になったノアを滅多打ちにして、完全に戦意喪失したところでダメ押しのサイドスラムでKO。 血まみれで朦朧としたノアを不気味な笑みで見下した。 この後、CFFCが事実上消滅してから試合からは遠ざかっているものの、 現在、まだ20代前半。 破壊力満点の拳を引っさげてローデスが戻る日が待ち遠しい。
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| 投票結果 YES:51 NO:7 |
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シャマー・ベイリー |
シャマー・ベイリー 179cm 70kg−77kg 7戦7勝(3KO,1本)
しょっぱい。 格闘技の中では、堅守やポジションキープを得意とし試合展開に動きが少なく華がない選手に向けられる言葉だ。 しかし、そういった選手は人気こそないものの強豪選手が多い。 ヒカルド・アローナ、ラシャド・エヴァンス、ガイ・メッツァー、ランデルマン、コールマン、等等。 カウンター狙いのストライカー、ポジショニング重視の柔術家、レスラー。 負けない事をプロフェッショナルとする難攻不落な格闘家達が「しょっぱい」と称されてしまうのだ。 本日、紹介するシャマー・ベイリーもそんな選手の内の一人である。
敬謙なクリスチャンを育成する学校、マラナサバプチストバイブルカレッジに在籍していたシャマーは、 クリスチャンとして学習しながら、レスリング部に入部。 ハガネのような体を作り上げ、74kg級でカレッジレスリングのキャリアをスタートさせる。 チーム戦、個人戦での活躍は素晴らしく、米国内最高峰のNCAAにも出場し、 黒人でありながら、クリスチャンの大学で最優秀選手と年間最優秀選手に選ばれた。
卒業後も五輪強化選手の招待を受けるものの、収入がなくレスリングの練習をフルタイムでやるのが難しいと見たベイリーはこれを辞退。 普通に仕事を始めるものの、平凡な日常に物足りなさを幹児、刺激を求めてMMAのキャリアをスタートさせる。 UFCでヒーリングを撃破したオブライエンや、元PRIDEファイターのスティーブリング、クリス・ライトルなど数々の強豪が所属するチームIngrated Fighting Systemに入門。 所属選手の多くがレスラーであるIFSが、シャマーを教えるのに大して時間は要さなかった。
2006年に同門選手が数多く参戦するUnited Fight Leagueでデビュー。 デビュー戦で既に五戦のキャリアがあるロッド・モントーヤと対戦。 タックルで上を取り、堅実に試合を運んで難なく判定勝利。 キャリア上の相手に勝利はしたものの、決めきれずに終わった事でグラウンドの打撃に課題が残る試合となった。
その後もUnited Fight Leagueで二ヶ月に一回のペースで試合を行う。 デビュー戦での課題を活かし、 何れの試合もフリースタイル仕込の強烈なタックルで上を取り、インサイドガードから強烈なパウンドを叩き込んでの勝利だった。 格下相手ではあるものの、モノが違うという事を証明した。
この試合で勢いに乗ったシャマーはLFC(デイヴ・ハーマン等も出場)の大晦日興業に参戦。 KOTCを主戦場とする、サラザール・サンチェスと対戦。 当初1戦1敗と発表していたサラザールを侮ってかかったシャマーだったが、実は4勝1敗でグラウンド巧者であるサラザールに大苦戦。 サブミッションの波状攻撃に手を焼きながらも、2Rにトップポジションからの打撃で強引に流れを取り戻し判定勝利。
この試合に納得がいかなかったのか、僅か12日後に Madtown Throwdownに参戦。 鬱憤を晴らすように、その日がデビュー戦であったマイク・フィラーリを撲殺し、1RTKO勝利を収める。 さらにレベルの高い選手と対戦するため、ベイリーはこの試合から七ヶ月間試合を行わず練習に務めることに。
そして、8月。 デビュー当時に主戦場としていたUFLにて、凱旋試合。 8勝2敗、勝ち星は総て一本という寝業師マット・デラネイと対戦。 これまでの対戦相手とレベルが違う対戦相手にどう対応するかが注目されたが、 超低空タックルからテイクダウンし、極めの強い寝業師をコントロール。 その後もキックにカウンターでタックルを合わせるなど優位に試合を運んで勝利。 グラウンド膝のないアメリカMMAで、がぶっても切れない超低空タックルという武器を最大限に活用した勝利だった。
この勝利で勢いづいたシャマーは、12月1日に旗揚げされたRevolution Fight Leagueのメインイベント兼タイトルマッチに抜擢される。 対戦相手はネイティブアメリカンのワーチン・スピリットウルフ。 戦跡は二勝二敗とパッとしないワーチンだが、敗戦はいずれも強豪との対戦のみでしかも接戦。 さらに、ADCC王者であるディーン・リスターの下で柔術を学んでおりそのポテンシャルは戦跡からは計りしれないものがある選手だ。 シャマーは確立した低空タックルでワーチンをテイクダウンすると、インサイドガードからパウンドと肘の雨あられ。 2R、3Rになるとワーチンも低空タックルに対応してくるものの、 シャマーはがぶられたとこで下から抱え上げて上を取るなど信じられないパワーを発揮する。 試合は終始攻勢だったシャマーに挙がり、今年最後の勝利と初のタイトルを手に入れた。
ここまでがシャマーの総合の戦績であるが、文頭に書いたように「しょっぱい」選手であるいのは否めない。 しかし、一発のあるストライカーやグラップラーだけが「未知の強豪」ではないのも事実。 シャマーは写真を見て判るように超人的なバネと凄まじい身体能力を秘めている選手であり、まだまだ伸びしろがある選手。 今後、ウェルター級のリトルランデルマンとして活躍していくことを期待したい。
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| 投票結果 YES:29 NO:22 |
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デイヴ・ハーマン |
身長196cm 体重120kg 戦績12戦無敗2一本10KO(プロアマ通算)
現在、他国の追随を許さずMMAビジネスのトップの座につくアメリカ合衆国。 次々と資本注入がなされ、競技人口もメキメキと伸びている。 その影響からか、他のアマチュアスポーツ、プロスポーツからの選手移籍も盛んに。
現在も、柔術やキックボクシングはもちろん、アメリカンフットボール、野球、プロレスリングの大物選手が参戦し話題を呼んでいるが、本職の選手には敵わずスポット参戦で終わる場合が大体である。 そんな中、もっとも適応力を見せ、重量級で猛威を振るい続ける競技がレスリングである。 PRIDEで吉田秀彦を打ち負かしたルロン・ガードナーを初め、UFCに参戦予定のブロック・レスナーや、無敗のジェイク・オブライエン、クリス・タッチシェールもアメリカアマレス重量級のトップクラスの選手だった。 レスリングといえば、ロシアや日本、イランが思い浮かぶが、 重量級の層の厚さとレベルの高さは、アメリカ合衆国も引けを取らない。
そして、今回紹介するデイヴ・ハーマンもそんなレスリング界で揉まれて来た選手の一人である。 デイヴはインディアナ大学でレスリング部に所属。 大学時代は最重量級の一つ下の階級でキャリアをスタート。 NCAAを初め、数々の大会で活躍し、チームの要となり活躍した。 シニアクラスでは全米代表の一人に選ばれるほどに。 レスリングで鍛えられたその体格は195cm、110kgと巨大だが、 全身是筋肉のバキバキの体で、肉の余る所が多いスーパーヘビー級選手とは思えないほどの肉体美をナチュラルで創りあげている。
順風満帆のレスリング人生だったが、ハーマンは大学を自主退学。 アメリカローカルMMA戦線で活躍する選手を多数保持するDamage Incorporatedの門を叩く。 柔術からレスリング、打撃選手まで揃っているジムで技術を吸収していった。
2006年にはアマチュアMMAで総合格闘技のキャリアをスタート。 レスリングの下地があるデイヴは、ローカルのアマチュアファイターを全く問題にせず連戦連勝。 驚くべきはその試合間隔で、六ヶ月で実に5試合を消化し、 無傷のオール1R完全決着勝利でアマチュアのキャリアを終える。
アマチュア最後の試合が終わり、僅か二週間と一日後。 デイヴはプロMMAのファイターとしての初試合に臨む。 対戦相手は既にプロで五戦のキャリアを持つグレッグ・ハンマー(当時3勝2敗)。 TUFファイナリストであり、UFCキャリアを持つブラッド・アイムスとの対戦経験もあり、体格でも2m6cm、120kgとデイヴを大きく上回る巨人選手である。
アマ無敗とはいえ、厳しいマッチメイクとなった初戦。 距離をとろうとするグレッグに被弾覚悟で突っ込むデイブは、不細工ながらもダブルアンダーフック。 がっちりとクラッチして投げを打つとサイドからマウントとポジションを奪い、 パウンドの雨を降らせ、グレッグはタップ。 キャリア上の対戦相手に勝利するとともにプロ初勝利を手に入れた。
デビュー戦の内容に納得のいかなかったデイヴはスタンディングを強化し、一ヵ月後の五月に再びケージに登場。 横にでかい巨体選手との試合を、一ヶ月に二試合消化し、 二選手とも組み膝とパワフルなパンチで叩き伏せ、スタンドにも自信をつける。
これまでの試合全てを地元興業のLFCで行っていたデイヴだったが、ここにきて遂に別興業NAAFSへ参戦。 対戦相手はブラジリアントップチームの中堅選手アンドレ・ムッシ。 ブランドン・ベラやエマニュエル・ニュートン等強豪との対戦も多く、柔術でも黒帯を取得している。 デイヴはこの試合が、初の対多国籍選手との試合となった。
両者打撃のお見合いから差しあいになるも中々攻め手が無い展開。 組合になると横にでかいムッシがデイヴを押し込むが、デイヴも組み手を切っていく。 両者打撃はジャブと単発のみでなかなかヒットしないなか、デイブはいきなりフライングハイキック! なんとかブロックしたムッシにフックを2連打叩き込むとたまらず組みにきたムッシを逆に投げる。 足関節を狙いにきたムッシにパウンドを落とし、足を抜いてスタンドを要求する。 ムッシはフラフラになりながらもローから組み膝、アッパーと突き上げていくが、 デイヴのアッパーからのフックで、更に返しのフックでマットにうずくまるように倒れ、 デイヴの追撃によって試合は終了。 BTTの選手を相手に見事に勝利を収めた。
この試合の後に三試合をこなし、いずれもグラウンド打撃とスタンディングで勝利したデイヴ。 既にローカルでは同体格の対戦相手が見つからない状況である。 レスラーでありながら、その身体能力を武器に常に完全決着を狙いにいくアグレッシブファイターの活躍は今後も見逃せない。
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| 投票結果 YES:54 NO:12 |
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マーロ・ピレイク |
身長183cm 体重84kg 戦績9戦9勝(5TKO、3一本)
ミルコ・クロコップの活躍により、総合格闘技というスポーツが根付きつつあるクロアチア。 ミルコのほかにも、初代K-1チャンピオンのブランコ・シカティックや弁慶など多数の有望なストライカーを輩出している。 戦いぶりを見れば、その身体能力の凄まじさが垣間見れる。 その一方、寝技と組み技の技術で涙を呑むクロアチア選手の姿を見ることも少なくない。
そんな状況を打破すべく、一人のクロアチア人柔道家がMMAに転向した。 マーロ・ピレイクである。
母国クロアチアで日本の国技でもある柔道に出会ったマーロは、すぐその虜に。 黒帯を取得してからは国内の大会で入賞、優勝を繰り返し、着実に実績を作りあげていった。
そして、23歳で総合格闘技デビュー。 総合格闘技発展途上のクロアチア、スロヴェニアでコンスタントに試合をこなし、 その殆どを投げからのグラウンド打撃とサブミッションで勝利を手中に収める。 対戦相手のレベルこそ高くはないが、アグレッシブに一本を取りにいく姿勢と甘いマスクが人気を呼び、 地元で試合にでれば、「マーロ」の大合唱が湧き上がるほどの選手に。
しかし、打撃を完全無視し、柔道と付け焼刃のグラウンド打撃だけではやはり底が見えはじめ、 弁慶主催の興業Anno Dominiではセミファイナルに抜擢されるものの、 格下選手のジャーハードに煮え切らない試合で、決めきれずに判定勝ち。
これを機に、マーロは弁慶が特訓するチーム・トロージャンのイギリス本部に合流。 弁慶のスパーリングパートナーや、タイ合宿にも同行し、 スタンドへの苦手意識を徐々に克服していく。
更に、チームの専属コーチであるレスリング元イラン王者のサイードと、 アウレリオの愛弟子であるイターロからのアドバイスを聞き、 総合格闘技でも通用する柔道を研究。 瀧本戦前のゼルグを投げ飛ばすなど、トロージャンとの合体で自分のファイトスタイルを理想へと一歩近づけた。
その後もゼルグが主催するTrojan Istraや、英国本部で鍛錬を続け、 母国クロアチアでの二戦を圧倒的なTKO勝利で飾る。
ここまで、クロアチアやスロヴェニアを主戦場とするローカルファイターとの対戦しか行っていなかったマーロだったが、 PRIDE武士道にも参戦し、総合格闘技のスタンド技術ではオランダ屈指の強豪ロドニーファベイラスとの試合がスロヴェニアの豪華イベントWFCで組まれる。 ファベイラスはマーロとの対戦までにありとあらゆるルールのMMAを実に40戦近く戦い、 コンゴや、メルビン、ザ・スネークなども下している凶悪なスタンドアップファイター。 マーロにとって初のチャレンジマッチとなった。
中身が伴わない戦績と見るファンも少なくはなかったマーロだったが、 試合が始まると、ファヴェイラスを難なくテイクダウン。 全く何もさせずにグラウンド打撃で滅多打ちにして圧勝を収めた。 予想外の試合内容にヒートアップしたファベイラスのセコンドのタイロン・スポーン(オランダの準重量級キックボクシング最強の男)が「次は俺とやれ!」と言い寄り、 「MMAだったらお前みたいなガリガリ野郎には負けない」と母語で返す場面もあったという。
ファベイラスを破り、一部の日本のファンにも注目されはじめたマーロ。 柔道で鍛え抜かれた体幹と、トップを取ったときのキープの強さは凄まじく、 ハンサムな顔と、プレイボーイなキャラクターで日本でのブレイクも間違いなし? トロージャンが自信を持ってプッシュするクロアチア第二の男を日本に・・・!
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| 投票結果 YES:64 NO:13 |
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ラファエル・アスンカオ |
身長167cm 体重65kg 戦績10戦9勝(8一本)1敗 ブラジリアン。 MMA発祥の地であり、ブラジリアン柔術発祥の地であるブラジル。 そこに生まれて弱いわけが無い。 そして、その遺伝子は異国に移っても、その輝きを失わない。 現在、UFCに参戦する在米フラジリアンの一人、ジュニア・アスンカオ。 CageRagenoベテラン,デビッド・リーを相手に勝利し、ニック・ディアズの実弟ネイトとも対戦。 そしてやはり、強き兄には強き弟がいる。 ラファエル・アスンカオだ。 兄よりも遥かに優れた実績をもちながら未だにメジャー進出を果たしていない軽量級最後の大物。 バックボーンは兄と同じくブラジリアン柔術。 茶帯ながらも、米国内の大会に精力的に参加。 入賞や優勝を繰り返し、2006年にはパンナムでジェフ・グローバーとも対戦している。 この時点でありがちな寝技の選手を想像するかもしれないが、 柔術と併行して空手、キックボクシングも行うアスンカオ。 キックボクシングやフルコンタクト空手、小さな体躯に詰まった筋肉を爆発させるようなアグレッシブファイトで活躍。 ラファエルは、21歳で米国内でMMAプロデビュー。 ローカル大会ファイトパーティーでキャリアをスタートさせる。 寝技と立ち技でいくら強かろうが、うまく活かせなければMMAでは通用しない。 しかし、その心配もなく、 ローカルファイターを苦もせず下し、デビューから3連続1R一本勝ち。 しかし、ここでラファエルに強力な対戦相手が出現。 後にUFC、PRIDE参戦するイーブス・エドワーズや数々の強豪を破るジョージ・マスヴィダルだ。 ジョージはMMAをやりながら喧嘩商売もする生粋の喧嘩屋。 ジョージの粘りに手を焼くも、判定3−0で見事に勝利。 勢いに乗ったラファエルは更にファイトパーティーで一勝を挙げ、他団体へ進出。 その進出第一戦の対戦相手がジョー・ローゾン。 後にジェンズ・パルヴァーをKOで破り、TUF5でもただならぬ存在感をしめした強豪。 更に、ラファエルとはナチュラルに体格でも上回っている。 一見不利なマッチメイクだったものの、試合が始まってみれば一方的な展開に。 ローゾンをグラウンドで殴り続け、最後は一本で勝利した。 その後、また他団体で二勝をあげたラファエルはまたもや強豪と対戦。 65kgの鉄人ジェフ・カラン。 百戦錬磨のカランを相手にグラウンドで圧倒。 減点はされたものの、3R通して優位だったアスンカオが勝者かと思われたが、軍配はジェフに。 判定後、場内からは大ブーイングが起きるほどであったという。 その試合後は再びローカルに戻り二勝している。 と実績だけ見ても、ライトからフェザーの強豪相手に実質3勝している猛者であるが、 ラファエルの試合は常に一本かTKOを狙いにいくアグレッシブスタイル。 寝ても立っても常に動き続けるスタイルは正に熱い日本のファン向け。 WEC行きも注目されているものの、ミドル級にブラジル人王者が君臨する今ZUFFAとしては遠慮願いたいとこだろう。 今正和、前田吉郎をはじめ、修斗の強豪達も脅かす強豪を是非日本へ。
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| 投票結果 YES:59 NO:8 |
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アンソニー・エンジョクアニ |
身長:185cm 体重:70kg〜77kg ムエタイ 21戦21勝無敗 MMA 9戦8勝(3KO)1敗
PRIDEベガス大会、そしてPRIDE34。 PRIDEファンは勿論、専門家や関係者までもが無謀といったマッチメイクで大アップセットを起こし、 日本の格闘技ファンのド肝を抜いたソクジュ。
K-1のリング。 格闘技経験の殆どないオロゴン兄弟が、プロ選手を相手に大奮闘。 強豪相手にも勝利を収め、人気を博した。
ボクシング。 ロシア人、アメリカ人、イギリス人がトップを占めるヘビー級。 圧倒的なパワーで対戦相手をねじ伏せた、アイク・イベアブチとサミュエル・ピーター。
彼らの共通点とは・・・。 そう、アフリカン。 スポーツ界で、異彩を放つ選手がとても多い人種である。 生まれながらに常人離れしたバネを持ち、日々の生活で、より強靭に、俊敏になっていく。 そして、リングの上ではその身体能力を武器に暴れまわる。 今回紹介するエンジョクアニも、ナイジェリア出身のアフリカンファイターの一人だ。
ナイジェリアで生を受けるも、一家全員でテキサスのダラスへ渡米。 18歳になり、実弟のチビ・エンジョクアニとサエクソン・ムエタイジムに入門。 ルンピニーの元王者等、数々の実績を持つサエクソン・ジャンジーラの元でムエタイを学ぶ。 サエクソン・ムエタイジムにはピート・スプラット(UFC参戦、ザンビディスからダウンを奪う)やジェイソン・ハウス(KOTC王者に勝利)等も所属しており、練習相手にも困らなかった。
長身、長いリーチ、そして強靭なバネ。 ファイターにとって、必要な素質を持っていたエンジョクアニはサエクソン氏の指導の下、着実に実力を上げていった。 そして、ムエタイでデビュー。 細長い体格からは想像できないようなスピードと、破壊力満点のパンチで連戦連勝。 現在までに21戦無敗の記録を立て、タイトルも多数獲得している。
ムエタイと併行して、エンジョクアニはMMAにも参戦。 スプロウルと、グラウンドでのエスケープの技術を徹底的に伸ばし、テキサスのローカル戦線でのキャリアをスタートさせる。 不慣れなルールでKOこそ少なかったが、すこしづつコツをつかみはじめ、 試合数と比例して、打撃のヒット率を上げる。 中堅選手との試合で5連勝を収め、勢いは増していく。
デビュー6戦目、地元テキサスで行われたLonestar Beatdownでエンジョクアニはジェイソン・パラシオスと第一試合で対戦。 パラシオスは、後にIFLで活躍し、日本にも招聘され北岡悟と激闘を繰り広げる肉体派の選手だ。 しかし、MMAに『慣れ』はじめたアンソニーは、打撃で圧倒し、文句なしの判定勝利。 この勝利からメジャーシーンの関係者やプロモーターからも注目されはじめる。
チャック・ノリスが主宰するフルコンタクト打撃大会であるWCLに出場。 クリンチが完全禁止なルールでエンジョクアニは持ち味を最大限に発揮。 相手が前のめりに倒れるようなダウンを二回も奪い完全KOで勝利した。
テキサスで開催されたMMAイベントUAFC、Art Of Warにも出場。 ペドロ・ヒーゾvsジャスティン・エイラーズのアンダーカードで、デンマークの強豪ケネス・ロスフォートと対戦した。 地元ファンの声援に後押しされたヨクアニは、 ベテランの強豪を僅か2分足らず、前のめりに倒してKO勝利。 殺し屋という異名が伊達でない事を証明。
WWCNと提携発表をしたRing Of Fireにも参戦。 ここでは同じくテキサスを地元とするリアルカウボーイのドナルド・セローンと対戦。 互いに同じバックボーンを持ち、ムエタイでもMMAでも無敗の両者。 スタンドの攻防が注目されたが、ヨクアニが開始早々ダウンを奪い優位に立つ。 しかし、KO続きで有頂天になっていたエンジョクアニは練習不足がたたってガス欠。 その後、なんとか落ち着きを取り戻したセローンに逆転一本負けを喫する。 セローンはその後、日本のCage Force、アメリカのWECで試合をし、無敗記録を更新している。
先月行われたArt Of Warの第三回興業では、寝業師のキーオン・ジャクソンと対戦。 なんとかしてグラウンドにひきこもうとするキーオンをジャブと膝蹴りで寄せ付けず、 逆に上を取って、パウンドやエルボーを叩き込み優勢に試合を進める。 最後はタックルに来たジャクソンに膝をカウンターで叩き込み完全KO勝利。 前回の敗戦から、立ち直りをアピールした。
現在、日本で活躍しているオロゴン兄弟は格闘技の経験が浅いながらも奮闘している事で人気を博していたが、 エンジョクアニは、紹介した通り、おふざけ無し、正真正銘挌闘家100%のアフリカンファイターなのだ。
本人及び、トレイナーのサエクソン氏の日本参戦意欲も熱く、 本人曰く77kgでも、70kgでもできるから日本で試合がしたいということ。 キチ会゛の力で、殺し屋の強烈な打撃を日本のファンに披露しよう・・・!
★トレイナーのサエクソン・ジャンジーラ氏から★ トレイナーのサエクソン・ジャンジーラです。 8歳の頃からムエタイのリングに上がり、28歳になるまで戦っていました(ルンピニー王者、数々の世界タイトル獲得経験有)。 今はテキサスでムエタイのジムをやってます。 アンソニーは18歳の頃からずっと指導しています。 とてもハードに練習していますし、MMAやムエタイのタイトルも獲得することができました。 今では、私のジムでインストラクターの手伝いもしてくれています。 彼はとてもよい選手ですが、より高い舞台へ挑戦するチャンスがまだないんです。 日本のMMAは彼にとってとてもいい挑戦になると思いますし、彼が参戦することが決まれば喜んで行きますよ。
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